古谷一行さんドラマ「失楽園」撮影秘話 川島なお美さんが語った「失礼ですよね」の意味

公開日: 更新日:

 8月23日、古谷一行さんが亡くなった。古谷さんといえば、真っ先に思い浮かべるのが金田一耕助シリーズだが、川島なお美さんと激しい濡れ場を演じた渡辺淳一原作、連続ドラマの「失楽園」も大きな話題になった。

「失楽園」の中で川島さんは監督に「全部脱いでくれる?」と言われてスッポンポンだった。

 それに対し、古谷さんはというと、「ベッドシーンで黒い水着をつけていました。男優さんの中には時として反応なさる方がいらっしゃいます……私に言わせると反応しない方が失礼ですよね」と川島さん。

 ただし、後日談があって、「最終回では生まれたままの姿で草原をアダムとイブのように歩いていく。それは古谷さんのアイデアだったんです」と、川島さんは撮影のエピソードを語ってくれた。

 古谷さん、川島さんに対し、失礼がないように必死に気を使ったんだろうなと思ったものだ。 

(峯田淳/日刊ゲンダイ

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋