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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

2ショット会見も披露宴中継もナシ…「芸能人の結婚」なぜショボくなった?

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 ただ、綾瀬はるかは現在37歳で、もし「子供が欲しい」と考えているなら、そろそろ動きが出てもおかしくない。その昔は「30になる前には結婚」と意識する時代もあったが、世の晩婚化の流れもあり、今は子供を切実に願った時が大物女優の結婚適齢期だ。そういう意味では、40歳の深田恭子や35歳の長澤まさみといったトップ女優に「もしかしたら」という予感がしてくる。

 もっとも、僕が若い頃からファンだった梶芽衣子は「女優という仕事は大変で、真剣に向き合うと私は結婚や子育てを考えられなかった」と生涯独身を貫いている。そんなケースもあるということだ。

 結婚は、もちろんおめでたいことだが、正直に言えば、よほどの大物でないとインパクトがない。それもだいたいがSNSなどで発表し、それで話は終了だ。反対に離婚や不倫は大きく報じられる。大昔は金屏風の前のツーショット会見があり、中には披露宴の生中継があり、「結婚指輪は?」「衣装は?」「披露宴招待客の顔ぶれは?」とまあ話題は尽きなかった。今なら個人のプライバシーを懸念する人もいそうだが、話題を呼ぶことで結婚への肯定的な雰囲気も醸成されたのではないだろうか。

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