吉高由里子「星降る夜に」の初回キスシーンに視聴者が震撼? それを覆す手話演技の評判

公開日: 更新日:

 さらにディーン演じる新米産婦人科医が、緊急手術直前に、検尿を運ぶ看護婦とぶつかり、尿をかぶるというシーンがあったが、衛生的にもツッコミどころ満載なシーンで、視聴の熱が冷めてしまったという声も散見されたが……。

「初回の冒頭はとにかくインパクトを与え、運命的な出会いを演出し、視聴を継続させる目的があったのだと思いますが、その後の流れは自然で、出産シーンなど自然に泣けるシーンがあっただけに、より勿体なさを感じました。ですが、そんな中でも吉高さんや北村さんの手話の演技が自然だったので、違和感にも目をつむることができ、総評としては面白いという視聴者が多い」(同)

 特に今作は、ろう者側の自虐感や罪悪感の描写も一切なく、フラットに描いていることも印象的だ。

「silentでは、映画一つ選ぶのも自分のせいで我慢をさせているという悲壮感たっぷりのシーンも描かれ、後半は特に見るのが辛くなってきたという声も実は多かった。今作は自分が見たい映画に引っ張っていき、ハンデをもろともせず、雪宮にアプローチしている柊の姿は、ラブストーリーとしてもテンポが良い。むしろsilentで満足しきれなかった人を取り込める可能性が高いでしょう」(同)

 吉高作品に、やっぱりハズレなさそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  2. 7

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 10

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差