英BBCのジャニー喜多川氏「性的虐待」報道で…“辞めジャニ”にファンの怒りがとばっちり

公開日: 更新日:

 3月7日(日本時間8日早朝)にイギリス公共放送「BBC Two」が制作したドキュメンタリー番組『Predator:The Secret Scandal of J-Pop(捕食者:Jポップの秘密のスキャンダル)』が放送され、大きな波紋を広げた。

 2019年7月に亡くなったジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)が行っていたとされる少年たちへの性的虐待について、被害者などの証言を基に追及した。

「週刊文春が1999年から2000年にかけ、10回以上におよぶ追及記事を掲載しました。それに対してジャニーズは民事訴訟を起こし、1審ではジャニーズ側の勝訴となったものの、2審ではセクハラ行為の部分は事実であると認定して損害賠償額が減額されました。要するにジャニー氏の性的虐待が裁判所のお墨付きで一部認定されたのに、当時はほとんどのマスコミが黙殺しました。今回のBBC報道によって、当時のことをを蒸し返して報じた一部週刊誌がありましたが、大手メディアは今回も当然のごとくスルーしています」(女性誌記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」