ガーシー容疑者の帰国逮捕で日本の警察がUAEに忖度?「国外退去」経緯を明かさない裏事情

公開日: 更新日:

帰国便に同乗した捜査員はいなかった

 実際、ガーシー容疑者は帰国直前までUAE当局に身柄を事実上拘束され、航空機に乗せられたとみられる。万が一、ガーシーを自由の身にして第三国に逃亡されることにでもなれば目もあてられない。それでも警察はガーシー容疑者が無事帰国するのを、ただ成田空港で待つのみ。捜査関係者は誰一人身柄引き渡しのために現地に向かわず、帰国便に同乗した捜査員もいなかった。

「逮捕して処罰しなければ、同じように収益目的で暴露系動画を配信する不届き者が次々現れるし、日本では社会問題にもなった。逃げ得を許すわけにはいかなかった。国会での除名翌日に逮捕状が交付され、1週間後に外務省から旅券返納命令が出る手際の良さに、捜査に当たっていた警視庁幹部も驚いていたほどです。

 今回も出国直前、領事館が『帰国のための渡航書』を発行している。元議員ということもあり、何らかの政治的判断があったとみるのが自然です。ただ、独自移民政策を掲げるUAEにしてみれば、外圧に屈したという印象を国際的に持たれたくない。そうしたUAEに対する“忖度”が働いたのではないか」(捜査事情通)

 世間を何かと騒がせた暴露系ユーチューバーの「逃亡劇」は、ようやく幕を閉じた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定