著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

佐久間由衣は「エモ系女優」の筆頭 共演者の魅力も引き出す才能がある

公開日: 更新日:

佐久間由衣(ユニクロ)

 ユニクロ「ジーンズLIFE」編のウェブCMで趣味の乗馬を楽しむ様子を見せているのは、今年元日に俳優の綾野剛との結婚を発表した佐久間由衣

 佐久間と綾野の電撃結婚を最初に知ったのは、初詣に行くために乗っていた湘南新宿ラインの車内だった。初老の夫婦がネットニュースの速報を見て、「綾野剛くんが佐久間由衣ちゃんと結婚発表だって」「『ひよっこ』の女の子だ」と会話しているのが聞こえてきて、佐久間由衣の幅広い年代での知名度の高さを感じた。

 1995年3月10日生まれ、神奈川県出身。2017年にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で有村架純の幼なじみを演じて注目を集め、その後もリクルート「ゼクシィ」のCM(17年)、「キリンレモン」90周年CM(18年)、ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(日本テレビ系)、「おいハンサム!!」(東海テレビ/フジテレビ系)などに出演した。

 この4月にスタートした23年上半期のNHK連続テレビ小説「らんまん」では神木隆之介の姉を演じている。

 朝ドラの姉役といえば、「エール」で二階堂ふみの姉を演じた松井玲奈、「ちむどんどん」での黒島結菜の姉役の川口春奈などが挙げられる。今期の「らんまん」でナレーターを務めている宮崎あおいも、「純情きらり」で主演した9年後の「あさが来た」に波瑠の姉役で出演した。朝ドラ以外では、佐久間由衣が高校のダンス部員を演じた「チア☆ダン」(TBS系)で主人公の土屋太鳳の姉役を前回のこのコーナーで取り上げた新木優子が演じていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」