中村勘九郎「どうする家康」茶屋四郎次郎役で「いだてん」リベンジ! 優雅な所作と振る舞い

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 7月9日、NHK大河ドラマ『どうする家康』に中村勘九郎(41)演じる京の商人・茶屋四郎次郎が3カ月ぶりに登場。16日から23日にかけて描かれた「本能寺の変」でも重要な役柄を演じた。

 勘九郎の初登場は、4月2日放送の第13回『家康、都へ行く』で、松本潤(39)演じる徳川家康が京へ向かい、茶屋四郎次郎と出会うという展開だった。

「短い出演時間でしたが、松本潤以下、他の武将を演じていた俳優陣全てを含めても、その立ち居振る舞いや頭の下げ方一つ取っても勘九郎さんの演技は頭ひとつ抜けていましたね。台詞まわしはかなり早口でしたが、一語一句が聴きやすく、心地よい。やはり別格というしかありません。今後の展開から考えると、四郎次郎は家康の天下統一を陰で支えた人物なので、登場回数はかなり増えるでしょうし、物語全体がより引き締まることは間違いありません」(歌舞伎専門誌編集者)

■「いだてん」で酷評された勘九郎の演技

 勘九郎といえば、2019年に主演したNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の金栗四三役が思い出されるが、当時の演技はかなり批判されていた印象だ。

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