サザン桑田佳祐と山下達郎…“夏歌の名手”が新曲のタイミングで露呈した人間性

公開日: 更新日:

東山が番組でPRはジャニーズへの忖度?

「なぜヒガシとこの番組が、いま山下達郎さんをPRしたのか、という背景をめぐる臆測が飛び交っているのです。番組にはジャニーズ事務所からの影響があり、同事務所への忖度ではないか。さらに、山下さんとジャニーズは密接な関係であるという、メッセージなのではないかという見方まで出てきているのです」と、ワイドショーのディレクターは言っている。

 いずれも臆測の域を出ないが、山下はジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題について、自身のラジオ番組で徹底的にジャニー喜多川氏を擁護し、「私の姿勢を忖度あるいは長いものに巻かれていると解釈されるのであれば、それでも構いません。きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」とまで言い切った。

 このあまりに不遜な物言いに反発の声は大きく、スポンサー敬遠必至かとまで報じられたほど。山下達郎もサザンも昭和の時代から、夏を彩り、盛り上げてきたアーティストだが、ここへきてその立ち位置を対比するメディア関係者や音楽関係者も多い。

「サザン桑田は時代の波に趣味のサーフィンのように乗って楽しんでいる。かたや山下達郎は都会的でオシャレなイメージで見られていたでしょうけど、今回の騒動で、昭和からまったく頭もファッションも主義主張も変わらない頑固オヤジだったように見える。どちらの曲も聴いてきた往年のファンの反応はさまざまでしょう」(音楽ディレクター)

 蒸し暑い夜に、騒動で露呈した人間性も加味しながら新曲を聴き比べてみるのも一興だろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも