香川照之“生態系保全”発言に「昆虫グッズ作るな」の大合唱…家業の危機に歌舞伎では高評価も

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《私は歌舞伎と昆虫を通した生態系保全に人生の残りの時間を粛々と費やしていきたいと存じています》

 8月25日、自身が代表を務める自然教育事業の「アランチヲネ」公式ホームページでコメントを発表したのが、歌舞伎役者・市川中車こと、俳優の香川照之(57)。

 昨年8月、銀座の高級クラブのホステス女性への性加害が報じられた後、情報番組「THE TIME,」(TBS系)の司会のほか、トヨタ自動車、アリナミン製薬などのCMを降板。活動休止状態の香川が俳優復帰を果たしたのは、昨年12月6日の13代目市川團十郎白猿襲名披露の歌舞伎座「十二月大歌舞伎」でのこと。その後も、今年5月に一家心中を図ったいとこ、市川猿之助(47)不在の穴を、息子の市川團子(19)と共に埋めたことが評価された。

 今回、香川がコメントを発表したのは、性加害が報じられてから1年が経過し、猿之助の初公判が10月20日に決まったタイミングだった。

「性加害報道の禊が一応済んだという状況で歌舞伎役者としても評価され、復活の狼煙をあげたことで、早速、今秋放送のTBS日曜劇場への出演などが囁かれていますが、まずは猿之助一家の心中事件で揺れる澤瀉屋を息子の團子とともにまとめなくてはいけない状況です。そんな中で歌舞伎に命を捧げる宣言は非常に納得のいくものでした」(芸能ライター)

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