日テレ激震!日本海テレビ局長が募金着服 チャリティー番組「24時間テレビ」の信頼性ガタ落ち

公開日: 更新日:

 日本テレビ系列の日本海テレビ(鳥取県鳥取市)の元経営戦略局長(53)が、「24時間テレビ」の寄付金や売上金など、総額1118万2575円を着服していたことが28日、わかった。日本海テレビの発表によれば、この元局長は、経理部次長だった2014年、「24時間テレビ」の事業担当となり、14年に50万2400円、15年に32万9000円……と、14年から23年までの約10年間に、毎年、およそ18万~50万円、合計で264万6020円を募金の中からくすねていた。

 その手口は、「募金終了後、金融機関に運ぶまで、鳥取市の本社内で保管していた紙幣や貨幣から、周囲の目を盗んで一部を持ち出し、自分の銀行口座に入れていた」という。さらに、経営帳簿のデータなども改ざんし、14年6月から21年3月の間に、853万6555円を着服していた。11月初めの税務調査で着服が発覚することを恐れ、会社に申告したことでわかったという。

 日刊ゲンダイが日本海テレビに確認したところでは、「元局長は94年入社。本人は最初の不正があった2014年当時、親族のために金を用立てる必要があったと話していますが、後輩らを連れてよく飲み歩いており、スロットも好きだったので、こうした金に使ったとみています」(広報担当者)とのことだった。

 すでに元局長は27日付で懲戒解雇となっているが、同局は28日に鳥取県警に被害届を提出。本人はこれまでに448万4200円を返還しており、残りも弁済すると話しているという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言