松本人志裁判はどれくらい続く? TV界では「もう終わった人」…最高裁勝訴でも復帰は65歳か

公開日: 更新日:

 ただ、裁判長は裁判を長引かせたくないので、松本の証人尋問が終わった段階で和解を提案するはずだ。記事の一部、たとえば「全裸になった」というような部分は取り消し、和解金数百万円というあたりが相場か。ただ、仮に文春側は受け入れても、記事を全面否定している松本側は拒否するだろう。和解提案を蹴られた裁判官は心証を悪くし、これも松本側には不利に働く。

 では、裁判はどのくらい続くのだろう。双方が和解を受け入れれば1年ほどで終わるが、判決を望めば地裁で2年半、高裁で1年半、ジャニーズ裁判では最高裁の判決までに5年近くかかっている。

 そうなると、たとえ裁判に勝っても、松本はそのとき65歳である。お笑い界は世代交代しているだろうし、テレビ局も改めて松本の新番組を企画したりしない。

「いや、テレビ界ではすでに松本は終わった人ですよ。とにかくCMスポンサーの評判が悪い。不倫とか交通違反などと違って、話が下品すぎます。セックスありの飲み会に、後輩芸人を使って女性を集めさせていたというのですから、裁判に勝とうが負けようが、そんな話が出るだけでアウト。今後、CMに起用しないのはもちろん、松本の出演する番組の提供はNGというクライアントがほとんどです」(広告代理店営業マン)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」