著者のコラム一覧
石田純一俳優

1954年1月14日生まれ、70歳。早大商学部中退後、「演劇集団 円」の研究生に。88年、テレビドラマ「抱きしめたい!」で一躍、トレンディー俳優として人気を博す。私生活では3度の結婚。いしだ壱成、すみれら5人の子どもがいる。

「言いたいことを言う」ために別の柱をつくろうと決意、レストラン「ジュンチャン」を始めた

公開日: 更新日:

 そのうちのひとつが「自由に言いたいことを言う」ことだ。そのために昨年、千葉県船橋市に「炭火焼肉 ジュンチャン」をオープンさせた。今年ももう一軒、レストランを出すつもりだ。「言いたいことを言う」ために焼き肉屋?

■「60過ぎたら政治的発言はやめてくれ」

 何年か前にテレビ局のプロデューサーから「石田さん、60過ぎたら政治的発言はやめてくれ。そうしないと使いにくい」と言われたのである。そんな理不尽なことがあるのか、と面食らった。米国では俳優だってガンガン政治的に活動する。大統領選の応援にも入る。それに、世の中で、「政治的ではない発言」なんてあり得るのか。子育ての話ひとつとっても、そこには政治が絡んでくる。少子化対策、学校の役割、そのための補助金の是非、財源論などである。政治がまったく絡まない話などできるわけがない。しかし、日本のテレビ局はタレントが政治的発言をするのを嫌う。それじゃあ、テレビ局は本当に公平中立なのか、というと、トップの中には平気で時の首相と食事したりして、“つながっている”人がいる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」