NHK「光る君へ」毎熊克哉の“自然派演技”が話題…まひろと道長の恋路にサラリと割り込む

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 第7回「おかしきことこそ」では、まひろ(吉高由里子)が道長(柄本佑)への想いを絶とうとして会わないと決心する。そして散楽の台本を創ることを思いついて没頭するが、その内容は藤原家をコケにするものでどれだけ道長を忘れられないかが現れている。これがきっかけで、散楽を演じる謎の男、直秀(毎熊克哉)とまひろの仲がぐっと近くなる。

 そんな中で、道長や公任(町田啓太)らいつもの男子部は、ポロに似た球技・打球を、女子部の前で披露。倫子(黒木華)たちに招待されたまひろは一緒に見学してまたまた道長に会ってしまうことに。

 この打球に急遽、直秀が参加することになったのだが、何者か知れずの男が、貴族の遊びにいきなり参加できるもの?なのだろうか。それにしても、いきなりの参加でも並外れた運動神経に驚きである。

■謎な男を演じるのは毎熊克哉

「こいつは誰や?」とますます謎な男を演じるのは毎熊克哉。今のところ散学の演者役として設定されているが、道長と友達のようだし、屋根の上からまひろを訪ねたり、神出鬼没のオリジナルキャラ。第5回「告白」では、兄の道兼がまひろの母を手にかけたことを知った道長が、まひろに声をかけるどころか「送って」と消え去るまさかの場面で、咄嗟に「帰るのかよ」と出た毎熊のセリフがあまりに自然でネットでも話題に。今回も道長とまひろ2人のところに現れて「邪魔しちゃった」と言って登場。このサラリ感が、視聴者の心情のど真ん中を捉えて人気急上昇中である。

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