NHK春の改編で旧ジャニ排除し「新しい地図」は残留…ファン激怒で“受信料ボイコット”宣言

公開日: 更新日:

 NHKは春の番組改編で旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)の所属タレントが出演する、Eテレ「バリューの真実」(SixTONES)「とまどい社会人のビズワード講座」(永瀬廉)、「少年倶楽部」から番組名が変更され、1月に再スタートしたBS「ニュージェネ!」(河合郁人、ジュニア)など、8つの番組が終了することを発表した。

 4月から所属タレントの出演番組がゼロになる旧ジャニーズ事務所について、NHKの稲葉延雄会長は14日の定例会見で「率直に言って、我々の期待している動きに比べると少し遅い」「被害者の補償とガバナンス体制を含めた再発防止の取り組みはきちっと行われているかどうか、それを早く、確認したい」と話しているように、創業者の故・ジャニー喜多川さん(享年87)の性加害問題で、被害者への補償やマネジメントと経営の分離が進んでいないことが理由と見られている。

 旧ジャニーズ事務所とベッタリと言われたNHKだが、ジャニー氏の性加害が国際問題に発展して以降、昨年末の紅白歌合戦に続き厳しい措置を取るなど、スタンスを一変させている。だが、創業者の不祥事でタレントたちの活躍の場を奪われることに、ファンからは憤りの声が多く聞かれる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?