NHK春の改編で旧ジャニ排除し「新しい地図」は残留…ファン激怒で“受信料ボイコット”宣言

公開日: 更新日:

 昨年大晦日の紅白歌合戦に旧ジャニーズ事務所のグループが出場しないことが判明した段階で、SNSでは「紅白は見ない」と宣言するファンが続出。そのせいもあってか、昨年の紅白は史上最低の視聴率を記録した。

旧ジャニーズ事務所のファンクラブの会員数は現在、合計で1300万人以上いるとされています。この半分でも受信料をボイコットしたら、NHKは危機的状況を迎えるでしょう」(芸能ライター)

 昨年夏には、NHKのネット活用業務などについて議論する公共放送ワーキンググループで、テレビを持たなくてもネットを通じてNHKの番組を視聴する人についても、相応の費用負担を求めることなどが盛り込まれた案が作成された。

「旧ジャニーズのタレントが出演する番組をスマホで見るファンも少なくありません。スマホに費用負担を求める案は国民からの反発も多く、旧ジャニーズ事務所のタレントが番組から排除されたことで、この案の成立はますます難しくなるのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)

 旧ジャニーズ事務所のタレント切り捨ては、NHKにとって痛し痒しといえそうだ。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲