TV界と旧ジャニーズ事務所の「不適切にもほどがある!」関係…錦戸亮5年ぶり地上波ドラマ出演で鮮明

公開日: 更新日:

 錦戸は旧ジャニーズ事務所時代、NHK大河ドラマ『西郷どん』、TBS系日曜劇場『ごめんね青春!』など数多くのドラマに出演しており、俳優としての評価も高かった。しかし、独立すると地上波から消えた。

■クドカンはいまだ残るテレビ界と旧ジャニーズ事務所の「不適切な関係」に皮肉を込めたのか

「『不適切にもほどがある!』は昨今のテレビ界の風潮を疑問視する演出で人気があります。4話までは主にコンプライアンスを過剰に気にする点をイジっていた。そして、5話では錦戸亮というジャニーズ事務所を独立して干されていた俳優を起用した。これはテレビ界とジャニーズ事務所の関係について、『不適切にもほどがある!』という皮肉だと感じました。通常、脚本に合う俳優が配役されるべきなのに、日本ではキャスティングが先行している。その傾向は昔からありましたが、2000年代に強まっていき、今日につながるように思います。旧ジャニーズ事務所が力を持って、テレビ局の幹部がメリー氏の圧力に簡単に屈してしまった辺りから、テレビはつまらなくなった。もう25年近く経つ。昨年、ジャニー氏の性加害問題が大きく報道されたことで、ようやく両者のおかしな関係が少しずつですが、解消されつつあるように思います」(前出のベテラン芸能記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった