TV界と旧ジャニーズ事務所の「不適切にもほどがある!」関係…錦戸亮5年ぶり地上波ドラマ出演で鮮明

公開日: 更新日:

 その旨は、昨年のジャニー喜多川氏の性加害問題についての『外部専門家による再発防止特別チーム』の作った調査報告書にも書かれていた。

《「マスコミ対応を委ねられているメリー喜多川は、ドラマの共演者が気に入らないと、その放送局の社長に直接電話をかけ、外すよう要求することもあった」》

《「メリー喜多川は、森がオートレーサーの試験に合格した事実を前向きに報じようとした民放のプロデューサーに、『SMAPには森なんていなかったでしょ?』『最初からいないの。森はSMAPのメンバーじゃない。』などと大声を出した」》

 これは『週刊文春』が報じた内容から引用され、調査報告書は《真実と信ずるについて相当の理由があったというべき》と記した。

「1990年代後半に圧力があって、それが2000年代に入ると『独立したら起用しない』という暗黙のルールができてしまった。以前から芸能界の不文律ではありましたが、ジャニーズに対してはあからさまに忖度するようになったし、その効力は半永久的に続きそうでした。1996年にオートレーサーになるためにSMAPを脱退した森且行は、過去の映像にモザイクをかけられた。メリー氏の怒りを買うと、酷い目に遭わせられる。ですから、自ら独立する人気タレントは出てこなかった。それでも、2010年代になると赤西仁香取慎吾草彅剛稲垣吾郎錦戸亮などが退社しました。しかし、いずれも独立後に地上波テレビへの露出は極端に減りました」(ベテラン芸能記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」