真田広之「SHOGUN 将軍」が世界同時配信…二階堂ふみも驚いた日米撮影現場の“彼我の差”

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 真田広之(63)がハリウッド制作陣と組み、プロデューサー兼主演を務めた連ドラ「SHOGUN 将軍」。映画「ラストサムライ」から20年、真田は「本物の日本の時代劇を撮るために、日本のスペシャリストを雇った」としている。

 先のジャパンプレミアで、太閤の側室を演じた二階堂ふみ(29)はこんなエピソードを披露していた。

「時間のかかる撮影だったのですけど、常においしいおいしいドーナツとコーヒーをいただけるカフェカーが私には憩いの場になってました。いつのまにか、私のことを呼び込みしてくださるスタッフの方が、私の顔を見るたびに『ドーナツ?』と聞いてくる、朗らかな瞬間もあったりして」

 日米の撮影現場の違い、とりわけ俳優の扱われ方には驚いたようだ。そのどちらも知る芸能関係者が「向こうには『ユニオン』という俳優の労働組合がありますからね」と、こう言う。

「撮影時間はもちろん、食事の時間も契約されていますので、それを違反するとペナルティーとして、俳優にギャランティーが上乗せされます。オーディションから一定時間以上、待たせたりするとペナルティーになりますから、キャスティングディレクターがいつも時計とにらめっこしていますよ」

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