水原一平氏がハマッた「ギャンブル依存」は芸能界にもわんさか…徳光和夫は総額10億円の負け

公開日: 更新日:

林修もギャンブル好き

 さらに芸能界には、学生時代パチンコにハマりすぎて借金がかさみ、大学を中退した見栄晴(57)や、16年のNHK「スタジオパークからこんにちは」で過去にパチンコ、競馬などのギャンブルが原因で1800万円の借金があったことを告白した予備校講師の林修(58)ら、ギャンブル好きは枚挙にいとまがない。

「ギャンブル好きは芸人にも多いですね。無類のパチンコ好きで知られる椿鬼奴(51)やクロちゃん(47)、海外のカジノ好きを公言している有田哲平(53)、今までにギャンブルで5000万円くらい負けていると番組で公言した平成ノブシコブシ徳井健太(43)らがいます。最近では、“生涯収支マイナス3億円”をネタにしている霜降り明星粗品(31)も数千万円単位で競馬に突っ込んだりして、話題になっていますよね」(前出の記者)

 しかし、どれだけ借金が膨れたとしても、その分、本業の稼ぎも大きくて、“自己責任”の範囲に収まっているうちはいいが、それが金銭トラブルに発展してしまうレベルになると要注意だ。

 ベテラン芸能ジャーナリストの城下尊之氏がこう回顧する。

■“破滅型”の半生を歩んだ桂銀淑

ギャンブル依存症の果ての金銭トラブル? 思いつく人といえば、辺見マリ(73)でしょうか。香港やマカオ、韓国などの海外のカジノにハマり、多額の借金をつくり、娘の辺見えみりのデビュー時には、娘の事務所から前借りをするほど首が回らない状態になっていましたから。あと歌手の桂銀淑(62)。この人も海外カジノで多額の借金をつくり、のちに薬物でも逮捕されるなど、まさに“破滅型”の半生を歩んできました」

 前出の記者はこう続ける。

「亡き上岡龍太郎さんは生前、“僕は、芸能界で当たるということは宝くじに当たるのと同じくらいの確率だから、他で運を使いたくない。だから、宝くじはおろか、競馬、パチンコなど、ギャンブルは一切やらない”とテレビ番組で言っていました。上岡さんらしいダンディズムです」

 ギャンブル依存で、他人の金に手を突っ込んだ水原氏は論外だが、芸能人も、ギャンブルにのめり込んで、借金まみれになることは避けたいところ。消費者金融のCMではないが、ギャンブルのご利用も計画的に、といったところか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし