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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

「アイツ呼ぼうぜ」 笑い飯・西田がストイックに男臭い笑いを追及する理由

公開日: 更新日:

「何回も出てると、絶対に幅を見せたくなる」
 (西田幸治/「アメトーーク!」3月21日放送)

  ◇  ◇  ◇

 中断前の前期「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)は、笑い飯の“物語”だと言っても過言ではない。2002年から実に9年連続の決勝進出を果たし、当時の芸歴制限でラストイヤーとなる10年、ついに優勝した。

 とりわけ多くの人の記憶に残っているのは09年の大会だろう。笑い飯は1本目のネタ「鳥人」で、島田紳助が100点満点をつけるなど高得点を記録。しかし、2本目で通称「チンポジ」を披露し、撃沈してしまったのだ。

 2人にとっては、下ネタの漫才という意識はなかった。何しろ正式タイトルは「ラグビー」。「スポーツのネタ」で鉄板だと思っていた。とはいえ、あまりにもインパクトを残した1本目と違う系統のネタだったこともあり、受け入れられなかった。そんな敗因を西田が自己分析した一言が今週の言葉だ。

 笑い飯はもともと、千鳥らとインディーズライブで活動していた。吉本所属となると、当時、キングコングやNON STYLEらの人気で若い女性が詰めかけていた「baseよしもと」が主戦場に。笑い飯、千鳥、麒麟らの登場で「あんなにポップやったのに急にアウトローになった」(フジテレビ系「おかべろ」22年4月2日)と、ノンスタの石田が述懐しているように、ストイックに男くさい笑いを追求していった。

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