著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

岡田紗佳の魅力は「役満ボディー」だけじゃない! 抜群のトーク力を武器に“キレイな30代”枠で躍進!

公開日: 更新日:

 芸能活動はプロ雀士になるよりもひと足早く、11年に「non-noモデルオーディション」でグランプリに選ばれ、18年まで専属モデルを務めた。並行して雑誌グラビアでも活躍して、抜群のプロポーションは「役満ボディー」と呼ばれている。

 今までも、たまにバラエティー番組に出ていたが、23年1月に「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で“プロ雀士・Mリーグ芸人”というテーマで放送した回にゲスト出演したほか、「アッコにおまかせ!」(TBS系)、「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)などの人気番組に相次いでゲスト出演するようになり、ここに来て本格ブレークの様相。

 彼女がバラエティーによく出るようになったのは、麻雀が頭脳スポーツとして人気再燃しているから……ということでもなさそうな気がする。

 むしろ、岡田紗佳のビジュアルの魅力とトーク力の高さに、遅ればせながらテレビ関係者と世間が気がついたということではないだろうか。

 彼女は「池上彰のニュースそうだったのか!!」(テレ朝系)にも、たびたびパネリストとしてゲスト出演している。北京語と上海語の両方が堪能で日中問題について語ることができる女性タレントとしても、今後さらに貴重な存在になりそうだ。

 同じ30代の関根麻里、近藤千尋が、それぞれ「関根勤の娘」「ジャンポケ太田の妻」という肩書抜きでもバラエティーに欠かせない存在になったのと同じように、岡田紗佳も「麻雀」の枕ことばがなくてもバラエティーで存在感を示すことができる好素材だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ