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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

「with MUSIC」vs「ミュージックジェネレーション」4月スタートの歌番組を徹底チェックした

公開日: 更新日:

経費削減時代にぴったり

 13回の特番を経て、満を持してレギュラー化したのが、フジテレビ系「ミュージックジェネレーション」(木曜)。MCはさまぁ~ずの大竹と三村、そして、フジの井上清華

 令和、平成、昭和3世代の定番ソングをテーマ別に調査し、視聴者アンケートから「世代別ベストソング」を決定、貴重映像とともに発表する。たとえば、3世代が選ぶ「デビュー曲」。昭和世代は世良公則&ツイストの「あんたのバラード」、平成は嵐「A・RA・SHI」、令和はYOASOBI「夜に駆ける」。

 この日のゲストは昭和世代に篠原涼子、平成にニューヨーク嶋佐&屋敷、令和は藤田ニコルゆうちゃみ。フジなので「夜のヒットスタジオ」の映像は使い放題だし、見たこともない映像も出てきたり、ライブやフェスの映像も見応え十分だ。

 要するに、絶頂期を真空パックしたようなものか。ビジュアルも衰え、全盛期ほど声が出なくなった歌手に無理やり歌わせて微妙な感じになるよりもよっぽどいい。

 篠原と忌野清志郎のデュエット映像では、2人がステージで「チュー」。そんな衝撃映像や本人による当時の裏話も面白い。

 過去のアーカイブやMVをスタジオで見るだけの経費削減時代にぴったりな歌番組といえる。

 とはいえ、本音を言えば、「ザ・ベストテン」(TBS系)のような生放送で、派手な演出のキラキラ歌番組が見たい。

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