今くるよさん追悼秘話…ベテラン芸能リポーターが振り返る、いくよさんとの仲良しぶり

公開日: 更新日:

 膵がんのため、5月27日に亡くなった女性漫才師の今くるよさん。漫才コンビ「今いくよ・くるよ」の相方、今いくよさんは2015年の5月28日に亡くなっており、1日違いの命日に、関係者からは「誰よりも仲の良かったふたりらしい」との声もあがる。芸能リポーターの小柳美江さんはこう言う。

「私はいくよさんの訃報が伝わった時、大阪にいたので、夜明けと同時になんばグランド花月に行って取材させていただきました。くるよさんは悲しみの最中にありながら、インタビューに応じてくださり、いくよちゃんの分も頑張っていくと気丈に話されていました。この先、またどなたかとコンビを組みますかと聞いた時、いくよちゃんに代わる人はいない。だから1人で頑張りますとおっしゃっていたのを覚えています」

 その言葉通り、くるよさんはピン芸人となって活動を継続。さらに、前へと進もうとしたのだろう、後輩のお笑いコンビ「中川家」と3人でユニットを組んで舞台やテレビに出演し、笑いを取ったりもした。

「トレードマークの、あの大きなドレスで舞台に立ち続けるのはとても大変だったと思います。本当に、いくよさんの分までという気持ちだったのでしょうね」と続けた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった