神戸は「シティーハンター」で経済効果1億円! ロケ誘致→聖地巡礼が地方再生のカギに

公開日: 更新日:

 その立役者が、「神戸フィルムオフィス」というわけだが、その手腕はなかなかのものだと増淵氏はこう続ける。

「『神戸フィルムオフィス』は現在、100以上の団体が加入している『ジャパン・フィルムコミッション』の中でも2番目くらいに古い団体で、それを牽引してきた組織のひとつです。同組織は、各地のNPO、市の観光課、観光協会などが加入していますが、小さな町や村だと、財源がうまく確保できてない事例も多いんですね。イギリスのフィルムコミッションなどは、宝くじなどの財源で運営されていて、さらに作品に投資したりもするんですが。神戸は現在、人口減少という問題を抱えているので、集客人口を増やすために、長年にわたる積極的な施策が功を奏したのだと思います」

 またロケでの「直接経済効果」ばかりでなく、作品が話題になれば、さらなる果実が実る可能性もある。

「もちろん、こうしたロケの誘致が“聖地巡礼”などのコンテンツツーリズムにうまくハマれば、観光客は増えるので望ましい方向だと思います。しかも今回の『シティーハンター』は原作に忠実で評価が高い。コンテンツツーリズムはコンテンツ自体の人気に大きく左右されますからね。ヒット作じゃないとマニアの人しか行かないですから(笑)。そういう意味では、神戸フィルムオフィスは、長年にわたり多くのロケをこなし、経験値も上がって、頑張ってきたのだと思います」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    新木優子と結婚した中島裕翔は大正解! 吉田羊との“合鍵愛”報道から10年目…

  3. 3

    二軍で塩漬け、移籍も厳しい…阪神・梅野隆太郎に残された“代打の神様”への道

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  5. 5

    連続出塁記録に黄信号…ドジャース大谷翔平の本拠地6連戦が“鬼門”になるワケ

  1. 6

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 7

    中島裕翔に新木優子と熱愛報道 ファンから囁かれるHey! Say! JUMP脱退の背景と“問題児”の過去

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    完全復活を遂げた吉田羊と"7連泊愛"中島裕翔の明暗…恋路を阻んだ"大物"による8年前の追放劇

  5. 10

    トランプ大統領に「認知能力低下」説が急浮上 タガが外れた暴言連発で“身内”MAGA派からも正気を疑う声