藤岡弘、危機に備えるサバイバル術「“自分の身は自分で守る”という強い意識を持っている人が最後は生き残る」

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子供たちにもサバイバル術を教えている

 ──藤岡さんの場合、防災はもちろんですが、戦争など、生死を分ける切羽詰まった状況下でのサバイバル術の要素も大きいです。これ以外の方法も「藤岡弘、の人生はサバイバルだ。」(本の泉社)にいろいろ書かれていますね。

「僕は世界100カ国近くを訪問し、紛争地域の難民キャンプなどを直接訪ねて救済するボランティア活動をしてきましたが、究極的には、日頃から“自分の身は自分で守る”という強い意識を持って備えている人が最後は生き残るということをまざまざと見てきましたからね」

 ──他に準備しておくといいものはありますか。

「火災や地震で身動きがとれなくなった場合、ホイッスルも必須です(と言って、ペンダントになっているホイッスルを胸元から取り出して見せる)。人間は恐怖に陥ると大声が出せなくなります。僕はいつもこれを身につけているし、4人の子供たちにも携帯させています。それと手鏡があると光を反射させてSOSの信号を送れるので、携帯しておくといいと思います」

 ──芸能界に入ったお子さんたちにもサバイバル術を教えている?

「子供たちには、自分の力で生き抜く力を身につけるよう教えてきました。長男はもとより、3人の女の子たちには、いざという時のための護身術を教え、人間の急所も伝授しています。今は、日本国内も世界も、災害や紛争など、本当にいつ何があるか分からない。あらゆる“闇”が待っているんです。武士道の精神に通じるところがあると思いますが、己をよく知り、周りのことをよく見て、サバイバルの気持ちを持って備えておくことが大切です」 

(聞き手=平川隆一/日刊ゲンダイ

▽藤岡弘、(ふじおか・ひろし、) 俳優・武道家。「仮面ライダー」をはじめ、NHK大河ドラマ(出演8本)など数々の映画、ドラマに出演する国民的人気俳優。2024年、芸能生活60周年。同時に国内外問わず、40年のボランティア経験を持つ。また無類のコーヒー通としても知られ、好きが高じて、有機栽培100%のペルー産の豆を使用した「藤岡、珈琲」をプロデュース。東日本大震災の際には、被災地にドリップバッグにして持参したところ、大変喜ばれたという。

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