年収5000万円もありながら“2つの病”に勝てなかったジャンポケ斉藤慎二の転落

公開日: 更新日:

“病”を2つも抱えた亭主を、タレントで妻の瀬戸サオリは、「夫側の一方的な行為ではなかった」と擁護しているが、“情けが仇”になっているようだ。

 実は、私は女性にはモテなかったが真性のギャンブル依存症だった。大学で覚えた競馬にのめり込み、社会人になっても土、日は朝から競馬場に入り浸った。帰りは、とぼとぼとオケラ街道を歩き、駅前の交番で電車賃を借りたことも1度や2度ではなかった。ギャンブルのスリルは賭けた額に比例する。夏冬のボーナスを全部ぶち込んで1点勝負したことも何度かある。

 最初に競馬を見たのはシンザンが勝ったダービーだから60年以上も競馬を見てきているが、馬券でいい思いをした記憶がない。30代半ばで結婚したカミさんに、なぜ借金ばかりなのかとなじられた。それでも競馬をやめられなかった。

 定年後、ようやく依存症から脱出できたのは、あまりに当たらないことに嫌気がさしたのと、カネの工面ができなくなったからである。私には借金を頼める友人知人も、筋の悪い金貸しもいなかった。今は毎週、テレビを見ながら100円、200円のチマチマ勝負。たまに当たれば夕飯の膳にスーパーで買ったマグロの刺し身がのる。

 安酒をあおりながら、2つも“闇”を抱えた斉藤のこれからを、ふと、思った。 (文中敬称略)

(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    秋には「ミヤネ屋」降板するのに…宮根誠司が今も「嫌いな司会者」でダントツのなぜ

  3. 3

    嵐が去った後に340万人のファンが向かう先…Snow Man、M!LKに次いで有力“不祥事グループ”「ACEes」に募る不安

  4. 4

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  5. 5

    巨人・坂本勇人「引退→即監督就任」に現実味 数々の女性問題にも動じぬ“精神力”が好材料に

  1. 6

    最重鎮OB廣岡達朗氏が巨人を一刀両断「野村克也の教え子がシーズン終了まで代行なんて冗談じゃない」

  2. 7

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  3. 8

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  4. 9

    「おい、オマエ、挨拶に来てねえよな!」納会の二次会でラーメンをすする牧田明久にお灸を据えた

  5. 10

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側