令和ロマン高比良くるまが当代きっての売れっ子たるゆえん 史上初M-1連覇で書籍もヒット

公開日: 更新日:

 令和ロマン・高比良くるま(30)が漫才を解析した初の著書「漫才過剰考察」(辰巳出版)が好調なセールスだ。令和ロマンといえば、昨年12月22日に開催された漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」で初の2連覇を達成した“M-1史上最強の覇者”。同著はM-1前の同年11月8日に刊行されたが、11月12日にトーハン調べの「週間ベストセラー」のエンターテイメント部門で1位に輝いた。続けて日本最大級のブックレビューコミュニティー「ブクログ」の「本ランキング」(24年12月30日~25年1月5日)、再びトーハンのエンターテイメント部門で1位を取り(1月7日)、M-1特需を得た。

 現役芸人の自著は売れにくいと叫ばれるなか、ナイツ・塙宣之(46)が19年に出版した「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」(集英社)は10万部を突破。昨年10月にNON STYLE・石田明(44)が出した「答え合わせ」(マガジンハウス)、同年11月に霜降り明星・せいや(32)が半自伝を書いた「人生を変えたコント」(ワニブックス)は、いずれもAmazonのランキングでトップを獲得した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」