比嘉愛未「フォレスト」はタイミングが悪すぎた!? テレ朝勝負の“路線変更”もラブサスペンスは空回り

公開日: 更新日:

 中には、比嘉の母親役である松田美由紀(63)の《オーバーな演技と作り込みすぎた髪型が全部持ってった》なんて声も。テレビコラムニストの亀井徳明氏は「ちゃんと見ていれば面白いと思うんですけど、タイミングが悪かった」と、こう続ける。

TBSの『御上先生』と日テレの『ホットスポット』に挟まれていますから、どうしてもリアタイ試聴の優先順位は下がってしまう。録画や配信で考察を楽しめそうではあるんですが、あちこちに既視感があって、“考察のしがい”という点では、TBS金曜ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』にはかなわない。となると、なかなか話題になりにくいのは否めません。枠や放送時期が違っていたら、もっと評価されてハマる人が増えた可能性もあったんじゃないかな。昭和の大映ドラマの“赤いシリーズ”の雰囲気もあるし、素直に見たら楽しいですよ。ただ、個人的にはこの枠はもっと開始当初の路線で勝負してほしかったのは確かですけど」

 2023年4月に連ドラ枠を新設して以来、岡田惠和氏、野島伸司氏などの大物脚本家を起用し、オリジナルの“人間ドラマ”にこだわってきたはずなのだが……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」