著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

俳優・加藤剛も裁判を起こしてから変わった SNSの虚偽情報はどんどん訴えるべき

公開日: 更新日:

 人気アイドルグループ「嵐」のリーダー、大野智(44)の所属する「STARTO ENTERTAINMENT」が、SNSで大野が「薬物事件に関与して、まもなく逮捕」といったデマ情報を拡散されたことに対し法的措置を進めている。インターネット上の権利侵害投稿7件に対し開示請求を行い、名誉毀損記事を掲載していたサイトが閉鎖していたことも明らかになった。

 僕は、このような虚偽の記事投稿については、刑事・民事の両方でどんどん訴えを起こしておく方がいいと思っている。

 松本人志が週刊文春を訴えた時も「事実でないから」とコメントしたので、最後まで、つまり最高裁の判断が確定するまで時間をかけて争うべきだと思った。だが、松本は「性的行為を強要したという客観的な証拠はなかった」としてグレーゾーンで訴訟を取り下げてしまった。つまり、ホテルでそれらしい行為は行われていたわけで、裁判を継続するにはまったくの事実無根でなくてはならなかった。

 もし事実でなければ裁判にも勝てるし、民事で慰謝料を少し得られるだけだとしても、その後、この件でデマ情報が流れることはなくなる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋