著者のコラム一覧
スージー鈴木音楽評論家

1966年、大阪府東大阪市生まれ。昭和歌謡から最新ヒット曲まで幅広いジャンルの楽曲を、社会的な視点からも読み解く。主な著者に「中森明菜の音楽1982-1991」「大人のブルーハーツ」「日本ポップス史 1966-2023」など。半自伝的小説「弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる」も話題に。日刊ゲンダイの好評連載をまとめた「沢田研二の音楽を聴く1980-1985」、最新刊「日本の新しい音楽1975~」は大好評。ラジオDJとしても活躍。

なぜ姉妹曲「2億4千万の瞳」と売り上げで3倍もの差がついてしまったのか

公開日: 更新日:

シングル「どん底」(1984年2月10日発売)①

(提供写真)

 いよいよ1984年がやってきた。

 チェッカーズと吉川晃司(沢田研二にとって渡辺プロダクションの後輩)が大暴れしたこの年の音楽シーンは、個人的には大好きで「1984年の歌謡曲」(イースト新書)という本を書いたほど。しかし、そんな中、この年の沢田研二は、正直地味である。それ… 

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