著者のコラム一覧
森本毅郎フリーアナウンサー

1939年9月18日、東京生まれ。慶応大学文学部英文科卒。63年NHK入局。岡山、佐世保、神戸局を経て、72年東京。「新日本紀行」「女性手帳」などを担当。80年4月から「ニュースワイド」のキャスター。84年3月NHK退職、フリーになる。「森本ワイドモーニングEye」「ニュース22 プライムタイム」などの司会を担当。現在の担当番組は「噂の!東京マガジン」(BS-TBS、日曜午後1・00~)、「森本毅郎・スタンバイ!」(TBS系ラジオ、月~金・午前6・30~)。

【7.おかしさの向こう側】36年の長寿番組「噂の!東京マガジン」取材から見えてきたもの

公開日: 更新日:
「噂の!東京マガジン」のメンバーと(提供写真)

 TBSテレビ「噂の!東京マガジン」は1989年10月から始まった。2021年3月に地上波の放送は終了したが、その後はBS-TBSに移り通算で36年目に入っている長寿番組だ。

 36年前、第1回の放送を終えた時の印象は今も強烈に残っている。何とも不思議な番組が出来上がったな、という奇妙な興奮があったからである。テレビ初の「中吊り大賞」というコーナーは週刊誌の中吊り広告をずらりと並べ、世の中の関心事を一目瞭然にしてみせた。「噂の現場」はヘリコプターに乗った清水国明君が画面に向かって叫ぶ。「家をのみ込んでしまった巨大な穴が開いている、という現場にやってきました! あっ!見えます! 見えます! あれですね」。彼の指さす方向にカメラが寄っていく。すると後ろからディレクターが「清水さん、違う、違う。こっちですよ!」。 

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