著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

公開日: 更新日:

「ご家族が偉いのは小学校ではなく、中学から慶応を目指した点」と話すのは私立小学校最難関の慶応幼稚舎の関係者。「その聡明さから考えて、幼稚舎にトライすれば確実に合格できた」と話す。もし幼稚舎を受けていたら入試日は10年11月。同年4~6月に放送された松雪泰子主演の「Mother」(日本テレビ系)に出演し注目を集め、幼稚舎入試の時点で翌年の大河ドラマの起用も決まっていた。すでに売れっ子への道を歩みだしていたのだ。

■小学校入学直後から「マルモのおきて」に出演

 受験を回避したのは「学校側に迷惑がかかるのを恐れたからではないか」と幼稚舎関係者は推察する。

 たしかに、もし幼稚舎に入っていたら、大変な騒ぎになっていただろう。小学校入学前の11年3月、「さよならぼくたちのようちえん」(日本テレビ系)に出演。日本のテレビ史上、最年少で主演を務めた。翌月からは「マルモのおきて」(フジテレビ系)に出演。鈴木福と歌った主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」はフル配信でミリオンセラーを記録し2人は同年の紅白歌合戦出場を果たしている。

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