「時代と寝た男」加納典明(23)大谷翔平を撮ってみたい。どう撮るか。当たり前に撮っちゃうんだろうな
若い頃の僕は怖かった
加納「人物は会ってみないとわかんないじゃないですか。会ってみて、それは全然違ってたなというのもあれば、なんだこの程度かとか思うこともあるし、それはいろいろというか」
増田「まあ、僕らが子供の時代に見ていた昭和のプロ野球なんてのは、ほんとにみんな試合以外はめちゃくちゃでしたからね」
加納「でも大谷翔平はちょっと……一体全体どうなんだという。彼を位置付ける、価値付けるってことは誰もできないでしょ。ある意味素晴らしいとしかみんな言わないし、確かに素晴らしいし、そうらしいし。だから大谷をどう位置付けようかな、どうこう価値付けようかなっていうのは時々、考えるんですよね」
増田「どういうふうに判断されます。魅力感じますか。撮ってみたいとか」
加納「うん、撮ってみたいよね。どう撮るか。でも当たり前に撮っちゃうんだろうな、あいつだと」
増田「当たり前になりそうですか」