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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(23)大谷翔平を撮ってみたい。どう撮るか。当たり前に撮っちゃうんだろうな

公開日: 更新日:

若い頃の僕は怖かった

加納「人物は会ってみないとわかんないじゃないですか。会ってみて、それは全然違ってたなというのもあれば、なんだこの程度かとか思うこともあるし、それはいろいろというか」

増田「まあ、僕らが子供の時代に見ていた昭和のプロ野球なんてのは、ほんとにみんな試合以外はめちゃくちゃでしたからね」

加納「でも大谷翔平はちょっと……一体全体どうなんだという。彼を位置付ける、価値付けるってことは誰もできないでしょ。ある意味素晴らしいとしかみんな言わないし、確かに素晴らしいし、そうらしいし。だから大谷をどう位置付けようかな、どうこう価値付けようかなっていうのは時々、考えるんですよね」

増田「どういうふうに判断されます。魅力感じますか。撮ってみたいとか」

加納「うん、撮ってみたいよね。どう撮るか。でも当たり前に撮っちゃうんだろうな、あいつだと」

増田「当たり前になりそうですか」

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