著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。2012年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。現在、名古屋芸術大学客員教授として文学や漫画理論の講義を担当。

「時代と寝た男」加納典明(23)大谷翔平を撮ってみたい。どう撮るか。当たり前に撮っちゃうんだろうな

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加納「例えば、子供が生まれる、子供を抱いてる、それに対する子供との反射の顔。大谷の場合は違う面が出てくるかもしれないけれどね。でも、あいつは、ホームラン打ってる時が一番いいよね。その時の動作、顔」

増田「ダイナミックですね。柔らかいダイナミックさ。大きいです。それ考えると、イチローは体が小さいですもんね」

加納「うん。サイズもあるかもしれない。大谷は猫科の大きなライオンや虎みたいな感じ」

増田「やっぱり文章と論理がありますね、典明さんの言葉には。僕は典明さんになんか怖そうなカメラマンの怖いっていうイメージを若いころ持っていました。目付きが鋭いし、ちょっと怖い感じの顔してたから。当時はアシスタントなんかには厳しく怒ってたんですか」

加納「若い頃は怖かったみたいですね。僕なんか、助手なんかほんとぶっ飛ばしてましたからね。これ違うだろって。で、それでも助手たちは必死になってついてきたっていうか。みんなちゃんと写真家になってるし。別に教育とか教えるとか、もちろん技術的なことは聞けば教えるし、俺のこと見てれば理解できるはずだから、なんて言うんだけど。僕は若い頃の僕の助手になりたくない(笑)。面白くはあるけどね」

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