著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

吉田鋼太郎は「聖パウロ学園」の禁欲生活中にシェイクスピア出会い…舞台に立ちたい一心で上智大に合格

公開日: 更新日:

「今もっとも色気がある役者」(映画プロデューサー)と評される吉田鋼太郎(66)。田中圭と共演した「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)で大ブレーク。朝ドラ「あんぱん」ではヒロイン(今田美桜)の祖父役を務め、圧倒的な存在感を見せつけている。

 東京・目黒区生まれ。小学校に上がると、大阪市に引っ越した。商社勤めの父は30代で課長に昇進。エリートサラリーマンだったが、突然会社を辞め、自身で事業を始め、まもなく失敗した。3年生の時、それまで通っていた私立小学校から公立に転校した。中学になると東京に戻り、日野市のマンモス団地に住んだ。

 公立中学に通っていたが、高校からは私立へ。ちょい悪オヤジ風の今の姿からは想像できないが、入学したのは全寮制の男子校「聖パウロ学園」(八王子市)だった。勧めたのは母。あまり机に向かおうとしない息子が心配になり、寮に入れば、いやが応でも勉強するのではないかと考えたのだ。なお、同校は現在、共学となり、寮制度も廃止している。

 母の期待通り、吉田は勉強漬けの毎日を送った。起床時間は朝5時。朝食をとる前にまず、教科書を開く。外出は禁止。学校から出られるのは夏・冬・春休みだけだった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  2. 2

    石田ゆり子ブームは終わらない? ベリーショートに賛否、脱「奇跡の50代」でも人気加速

  3. 3

    国分太一は実質引退か? 中居正広氏、松本人志…“逃げ切り”が許されなかったタレントたちの共通点

  4. 4

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  5. 5

    池田瑛紗は藝大浪人中に乃木坂46に合格 高校も“私立女子御三家”女子学院卒の超才媛

  1. 6

    作新学院・小針監督の「不適切指導」に私が思うこと 批判するのが“無難”かもしれないけれど…

  2. 7

    TOKIO国分太一「コンプラ違反」秘匿も次々に“セパ報道”で窮地に…復帰は極めて困難な道のりに

  3. 8

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  4. 9

    ポップの本質からズレた、山下達郎の一連の発言への違和感

  5. 10

    国分太一コンプラ違反で「周囲が感じていた異変」…過去にはガングロに"変身”して問題起こした有名人も