ジャンルMIXなJホラーがこの夏のトレンド 注目は「近畿地方のある物件について」と「事故物件ゾク 恐い間取り」

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 他にも、長澤まさみ主演、念のこもった人形と出合い、家族がメンタル崩壊していくドールミステリー「ドールハウス」、異世界で行われている古代からの神事にまつわる恐怖を描いた「男神」(9月19日公開)、死者の日記をきっかけに予測不能の怪異が起こる、第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作を映画化した「火喰鳥を、喰う」(10月3日公開)と、バラエティーに富んだ作品が揃った。

 その中でもこれぞホラーという2作品に注目したい。1本目は70万部を突破した背筋の小説を、菅野美穂赤楚衛二主演で映画化した「近畿地方のある場所について」(8月8日公開)。失踪事件や怪奇現象が起こる場所として、噂になっている地方を特定するために動き出した主人公たちが見舞われる恐怖を描く、虚構の都市伝説を題材にしたモキュメンタリータイプのホラー映画だ。監督は「ノロイ」(05年)や「口裂け女」(07年)などを発表し、特にフェイクドキュメンタリー作品で注目を浴びた白石晃士。彼が本領を発揮した正統派ホラーである。

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