及川光博&手越祐也「ぼくたちん家」視聴率イマイチでも意外な高評価 ゲイ×中学生×3000万円がクセになるワケ
初回放送後、ネット上では《テンポがよくて見やすい》《ミッチーのまじめでおバカなゲイが最&高!》《黒髪で地味な手越の演技、意外といい》などなど高評価が目立つ。一方で、《話の進み方が“ひょんなこと”に頼りすぎてて入り込めない》《トーヨコ中学生がゲイのおっさんをあんなにすぐに受け入れる? しかも3000万持ってるってw》など厳しめの声もあるにはあるが……。
前出の亀井氏は「“ありえない警察”からのツッコミはファンタジーなんだから勘弁してほしい」と苦笑しつつ、こう続ける。
「メインは第2話以降に本格的に始まる“ぼくたちん家”での生活。『アフリカの夜』(1999年フジテレビ)の“メゾン・アフリカ”や、『すいか』(2003年日本テレビ)の“ハピネス三茶”を思い出しますね。年代やタイプの違うキャラがひとつ屋根の下で暮らすうちにどうなっていくのか、その過程に大事件は要らないでしょう。心配なのは、最近の日テレお得意の“考察狙い”。家を買う“3000万円”の出どころをあまり引っ張るようだと、テーマがぼやけてしまうと思います。変に数字を追わなくても、どこかホッコリするこのドラマの雰囲気を支持する人はきっと増えていくと思いますよ」