中居正広氏と昵懇のフジ元編成幹部のスイートルーム代はどうなった? 新取締役が「経費問題」で辞任

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 今回の安田氏の辞任で改めて注目が集まりそうなのが、中居氏のトラブルの当事者の一人である元編成幹部「B氏」らが企画した“接待費”の扱いだ。

 フジと親会社のフジ・メディア・ホールディングスが今年3月に公表した第三者委員会の調査報告書によると、《B氏は、2021年11月頃、タレントU氏及び中居氏とともに、外資系ホテルαのスイートルームでの会合(以下「スイートルームの会」という)の開催を企画していた》とある。B氏が支払った料金は38万1365円で、番組のロケなどの施設使用料の名目で同社へ請求されていたことが明らかにされた。

 清水賢治社長は、B氏の経費精算をめぐり「実態は報告書の通りでタレントとの飲食会合。名目上は不適切な経費申請だったと判断している」として返金請求も含めて対応するとしていたが、B氏が38万円を返金したという発表や報道は今のところ見当たらない。

「B氏は10月1日付の人事で『コーポレート本部人事局付主任』から『コーポレート本部デジタル戦略統括室主任』への配属が決まりました。退職するのでは……という報道もありましたが第一線に返り咲く可能性すらあるともっぱらです」(前出のフジテレビ関係者)

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