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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

坂口健太郎に“待った”をかけた永野芽郁の破壊力 主演映画低調で「三角関係報道」の後遺症が鮮明に

公開日: 更新日:

 渡辺謙(66)との初共演や、主題歌をサザンオールスターズが担当することで映画「国宝」の対抗馬になると目されていた坂口健太郎(34)の主演映画「盤上の向日葵」。10月31日に満を持して公開されたが、予想に反して苦戦している。

 原作は「佐方貞人」「孤狼の血」「サクラ」シリーズで人気の柚月裕子氏のミステリー小説。キャストも佐々木蔵之介(57)や柄本明(77)、小日向文世(71)といった芸達者が脇を固め、「国宝」で映画館に足を運んだ観客をそのまま取り込むのでは……と、映画関係者の期待を集めていた。

 ところが、今月3日に「ポップバースミックス」社が発表した、10月最終週末3日間のランキングによると、興行収入は約1億2000万円、観客動員数は約9万2900人で第9位に沈んでしまった。筆者の独自試算によると最終興収は5億円前後になる。

「映画界における坂口健太郎の立ち位置は“大ゴケしない”役者です。2022年に公開された『余命10年』では約30億円、18年の『今夜、ロマンス劇場で』では約10億2000万円、21年の『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』は約8億4000万円の興収を稼ぎ出し、業界内では貴重な“ステイブル(安定した)アクター”といった存在でした。ところが『盤上の~』はこの勢いのまま推移すると、彼のキャリアワーストを記録することになりそうなんです」(映画関係者)

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