嵐山光三郎さんを悼む…命の恩人であり混浴仲間でもあった

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 句会にも参加し、俳画を描かされ、銀座の画廊で俳画展。そういえば、版画家の山本容子さんと嵐山さんと3人で混浴風呂へ入って、合唱したことも懐かしい思い出です。

 嵐山さんは私の命の恩人でもある。あるとき、「定期健診」があるので付き合ってくれないかといわれた。行ったのは“現代の赤ひげ”といわれていた庭瀬康二医師のところだった。私が40代初めの頃。寺山修司をみとったことでも知られる庭瀬医師から「君も診てやろう。まず血圧から」と看護婦のところへ連れていかれた。血圧を測り始めた彼女が悲鳴を上げた。「先生、220もあります」。庭瀬医師も飛んできた。嵐山さんは放っておかれ、私は検査漬けになった。

 あの時一緒に行かなければ、そう遠くないうちに脳出血で倒れていたことは間違いない。

 私がコロナ禍になる直前に出した自伝風の「野垂れ死に」(現代書館)を送ると、すぐに嵐山さんから電話があった。「おもしれえな~この本。大丈夫なのか、こんなことまで書いて」と、心配しながら喜んでくれた。

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