SUPER EIGHT大倉忠義 直撃インタビュー「後輩たちと推しの成長を喜ぶお客さんを見る楽しさがある。人を育てるってめっちゃ楽しいですよ!」
ビジネス書「アイドル経営者」(講談社)を上梓
SUPER EIGHTの大倉忠義(40)が2日、「アイドル経営者」(講談社)を出版し、話題になっている。「上の人としゃべれなくて、後ろの方でおじぎしているだけだった」という内向的だった大倉が、社長としてビジネス書を書くに至った経緯と今思うことを語った。
──21年“なにわ男子”のデビューを手掛けた大倉だが、自身がデビューした頃との違いは?
「自分の時代はパワハラにあふれていました(笑)。僕はパワハラだと思わず、厳しい指導だなと思っていましたが、今はやっぱり(相手が)嫌な思いや傷つくことのないように考えます。そんな後輩たちへどう伝えたらいいかとか、会社との間で中間管理職的な立場になり、同年代の方に伝えられることがあるのではないかと思って本にしました」
──執筆は大変だった?
「ブログの延長線上みたいで、長いブログを書き終えた感じです」
──アイドルプロデュースは昔から目指していた?
「いえ、全く突然で。関西ジュニアのお母さん的なスタッフの方から『アンタ松竹座見たってよ!』って言われて、久しぶりに松竹座に行ったら、(今の)なにわ男子、Aぇ! Groupのメンバーや、Snow Manの向井(康二)たちがいて“こんなにいろんなことができるのか!”と衝撃的だったのと同時に、活躍の場を大阪に限らずもっと広げられたら、自分が手伝えることがあるんじゃないかと思って、自分から『やらせてください』と言ったのがきっかけです」
──父は居酒屋チェーン「鳥貴族」創業者の大倉忠司氏(66)。同じ経営者になった今、どう見えるのか。
「家にいないのが父の姿で、そのくらい当時は忙しかった。経営してみて思うのは、従業員の方がいるという、今までと違う責任の感じ方ですね。この前会社を見学したんですが、凄く広くて、これだけ従業員の方がいることに偉大さを感じますね」
──父親の背中を見て思うことは?
「仕事場の父は変わらないんですけど、子供にも従業員にもいつもきちんとしていて同じように付き合っている。常に謙虚であれ、って言われていましたが、やっぱり人柄なんだな、と思います。最近『やっぱりDNAだな』って言われるんですけど、僕がこれからどう後輩を導くかですから、ハードルが上がっちゃいます(笑)」
──若手育成面で指導のポイントは?
「なにわ男子にも初期に伝えたのは、グループとして人生かけてやっていくという意識と、あなたが選んだ道ですよ、っていう主体性ですね。大事なのはアイドルになりたい、ファンを喜ばせたいという『ピュアな気持ち』。それが軸にないと、届けるコンテンツが薄くなっていきますから。自覚を持ってもらうことに注力します。そうすることで、足りないところは何か、お客さまを増やすにはどうしたらいいか、と次のテーマが出てきて『君にしかできないことは何か』を考えるようになってもらう。さらに中期的段階として『興味なかった人が振り向いてくれる』というのはどういうことか、自分たちで事務所やレコード会社の方と話していく段階になる。なにわ男子に関してはすでに中期的なところまでできていますから僕が言うことはないですね。僕が関わるのは初期から中期です」
──何十人もいる関西ジュニアとコミュニケーションを図るのは大変では?
「コミュニケーション得意な子は自分から来てくれますけど、内向的な子は一生来ない。僕自身、上の人としゃべれなかったから気持ちがわかるんです。ウチのグループは村上(信五)君や安田(章大)が前に出てくれるタイプだったんで、僕は後ろのほうでおじぎしてるだけでしたから。そういう子にどうアプローチするか、どうしゃべりかけたらいいか、僕も一般企業も課題は同じですよね」


















