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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

かたせ梨乃は飲んで食べて!面白がり屋さん 2時間ドラマ女優たちは居場所を変えても元気なのだ

公開日: 更新日:

 先週末、バラエティーで続けざまに生き生きと輝くかたせ梨乃を見た。

 ひとつは21日「土曜ゴールデン あさこ・梨乃の5万円旅 絶景の瀬戸内うまい酒に乾杯SP」(テレビ東京系)。スタートは2019年5月。当初はかたせといとうあさこ、高橋真麻の3人で旅していたが、出産を機に真麻がフェードアウトし、現在はあさこと梨乃の2人にゲストが加わる形になった。

 元々の3人の共通点はお嬢さま学校・雙葉出身ということ。キリキリとした女優の多い中、かたせのしゃべり方はおっとりして、ほんわか、柔らかい。それもお嬢さま学校育ち故か。飲んで食べてはしゃいで飲んで。今回は前田敦子がゲストだったが、一番年上でしかも大先輩であるにもかかわらず、まったくエラぶることがない。むしろケチケチを積極的に楽しんでいるところがいい。番組も恒例になるはずだ。

 もうひとつは「華丸丼と大吉麺」。華丸大吉が食べたい丼か麺を探す番組のゲストとして登場。ここでもかたせの飲みっぷりは凄まじく、数々の酒飲み番組をやっている華大も押され気味。丼か麺と言っているのに、店先で売っている煮込みに興味を持つなどその自由奔放さが愛らしい。

 そういえば、大昔「ムキムキマンのエンゼル体操」を歌っていたことを思い出した。もともと好奇心旺盛で、面白がり屋さんなのだろう。

 かたせは映画「極妻」が注目され、2時間ドラマの常連だった。「江戸川乱歩の美女シリーズ」「奥様は警視総監シリーズ」などなど。

 2時間ドラマという主戦場がなくなっても、別の居場所を見つけ活躍し続けているのだから見事である。舞台が変わっても培ってきた間や胆力は形を変えて生きている。

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