NHK朝ドラ「風、薫る」で話題 ヒロインの幼なじみに28歳“BLドラマ俳優”を起用したNHKの戦略
「BLドラマ出身」が新たな供給源に
小林虎之介は2023年の日曜劇場「下克上球児」(TBS系)熱血漢のキャッチャーに扮して存在感を示した。大きく飛躍したのは、中沢元紀とW主演を務めた24年の「ひだまりが聴こえる」(テレビ東京系)だろう。いわゆるBLドラマで、難聴の友人に寄り添う優しさと明るさ、真っ直ぐな情熱を併せ持つ大学生を演じ、多くの支持を集めた。
その後、NHKドラマでは24年「宙わたる教室」での定時制高校に通う不良青年役を演じ、視聴者を魅了。26年「テミスの不確かな法廷」の第1話ゲストとして登場し、ドラマの初回に華を添えた。そして今回の連ドラ初出演。まさにNHKに愛された男といえる。
朝ドラとBLは親和性が高いのか、中沢元紀(26)も「あんぱん」に起用されていたし、「チェリまほ」の赤楚衛二(32)も「舞い上がれ!」に出演していた。かつては戦隊ヒーロー出身が多かったが、BL出身俳優が新たな供給源となりつつある。
理由は明快。BLファンは熱量が高く、作品が終ってがもその支持は途切れない。俳優個人の“推し”として持続し、視聴や拡散というかたちで支える。その力を朝ドラに取り込もうという戦略だ。
初回視聴率ワースト2位タイなどと、低空飛行となった「風、薫る」。“NHKに愛された男”は朝ドラを救えるのか。小林虎之介が風向きを左右するキーマンであることは間違いない。
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