「クローズドクエスチョン」で確認すると「わかったつもり」で進んでしまうことが防げる
話す力・聞く力編(13)
「この内容で進めてもよろしいでしょうか」
「はい、お願いします」
確認はしているのに、実際に動き出すと話がかみ合わなくなってくる。仕事でも日常でも、こうしたことは少なくありません。特に、メールやチャットでのやりとりが増えた今、情報量の多さからつい読み流してしまい、確認したつもりでも前提が共有されていないまま進んでしまうこともあります。
前回は、正確に聞き取るための基本として「メモ」「観察」「質問」を取り上げました。今回はその中から「質問」に焦点を当て、詳しく見ていきます。
■答えを確かめる質問
質問には大きく分けて2つの型があります。1つは「クローズドクエスチョン」。これは「はい」「いいえ」で答えられる質問です。「この日程でよろしいでしょうか」「商品名は○○ですね」といった問いかけがそれにあたります。会話は広がりにくいものの、答えが明確になるため、認識のずれを防ぐのに適しています。
ビジネスの場では、金額や数量、日程などを一つでも間違えると、大きなトラブルにつながります。会議や打ち合わせの終わりに「クローズドクエスチョン」で確認する習慣を持つことで、「わかったつもり」で進んでしまうことを防げます。
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