「熟睡力」メライン・ファンデラール著 國森由美子訳

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「熟睡力」メライン・ファンデラール著 國森由美子訳

 日本では成人の30~40%が何らかの不眠症状を有しているという。本書は、万人にとって欠かせない睡眠の本質を解き明かす健康テキスト。

 睡眠の本質を理解するには、人間の体が自然条件に適応していた先史時代まで遡る必要があると、今も原始の暮らしと似た生活を送るタンザニアの狩猟採集部族の睡眠を紹介。彼らの就床時間は9時間10分だが、睡眠時間は約6時間半で、夜中にほぼ2時間半覚醒していた。この結果から、我々の祖先の睡眠時間は現代で推奨される8時間よりも短かったことが推測できるという。

 その他、そもそもなぜ眠るのかという基本から、恋愛や性行為と睡眠の関係、さらに不眠症への対処、より良い眠りのためのエクササイズまで解説。 (新潮社 1375円)

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