AI顔認識ソフトのミスで…米テネシー州の女性が5カ月拘置されるも、まったくの冤罪に!
AIのミスでとんでもない冤罪事件が起きた。昨年4月から5月にかけて米ノースダコタ州の銀行で、女が陸軍の偽造IDを使って数万ドルの現金を不正に引き出す組織的事件が発生した。警察は監視カメラ映像を分析し、「クリアビューAI」という顔認識ソフトを使用した結果、テネシー州在住のアンジェラ・リップスさん(当時50)を容疑者として特定。7月14日に逮捕した。
リップスさんには前科があり、保護観察中だったこともあってテネシーとノースダコタの両州で計5カ月以上にわたって拘束されたが……これが全くの冤罪。リップスさんは生まれてから一度もノースダコタには行ったことがなかった。
その後、ガソリンの給油履歴やピザ注文などの記録から、事件発生時にリップスさんがテネシー州内にいたことが確認され、12月24日に釈放された。釈放時、警察からの謝罪はなく、リップスさんは自宅から2000キロ近くも離れた場所で、着の身着のままで放置された。拘束中の未払いにより、自宅、車、ペットの犬を失った。
リップスさんは公民権侵害を理由とした民事訴訟を検討中だ。生活再建のために、クラウドファンディングのGoFundMeに支援ページが立ち上げられた。
事件は、AI顔認識ソフトの誤認識の危険を浮き彫りにしたとして注目が集まっている。


















