浜村淳さんが話してくれた話芸「浜村節」成り立ち秘話
私が漫才作家として20年を超えた頃「そないなるか? あのガリガリやった子が。台本が(手元に)来て、構成にぽんちゃんの名前があったら、こら大丈夫やて、ホッとすんねん」とこれ以上ないお褒めの言葉をいただいたこともありました。
「若いときには、どういうしゃべりをしたら人の気持ちを自分の方に向かせられるかと思て、寄席で落語をよう聞いたんよ。ヒントを求めてたんやね。その結果、こんなしゃべりになってしもたんやけど」と成り立ちを語ってくれました。
京都弁をベースに立て板に水のようにしゃべりながら、聞かせどころにくると、ひと呼吸おいてリスナーの耳をくぎ付けにする「間」と「緩急」を自在にあやつる「浜村節」。話芸はその状況を聞き手にイメージさせないと芸とは言えないと言われますが、まさに浜村節はその境地を極めたものだと思います。
昨年10月に大腸がんの手術をされ、奇跡の復帰。今は検査入院をされているようですが、きっとまた何事もなかったようにマイクの前に帰ってこられることでしょう。



















