ロス疑惑の三浦和義は本当に「真っ白」だったのか? 弘中惇一郎弁護士の近著を読んで思い出したこと

公開日: 更新日:

「本を出したいから相談にのってくれ」と言われて行くと、家の前は報道陣で埋め尽くされていた。かき分けて家に入り、三浦から十数枚の書きかけの原稿を渡された。

 どうという原稿ではなかったが話題性があるから、出せば売れる。書き進めてくれと言って家を出たが、報道陣に取り囲まれた。

 社の上の人間に本の話をした。「殺人疑惑のある人間の本を出すのは……」と一顧だにされなかったが、以来、三浦とは時々連絡を取り合うようになった。

 三浦のショップ「フルハムロード」の役員で、愛人でもあった白石千鶴子の失踪事件にも関与しているといわれていたが、84年、ロス郊外で発見された身元不明の全裸遺体が白石だと判明した。NHKも全国紙も慌てて報じ始めた。

 さらに同年5月、三浦から妻殺しを1500万円で依頼され、金属の塊で殴ったという愛人・矢沢美智子の「衝撃の告白」があった。ついに警察も動き出した。

 だが、三浦フィーバーは続く。翌年、三浦のバリ島での「再婚式」は民放テレビが独占中継した。9月11日、三浦が逮捕された時も、衆人環視の中、腰縄に手錠姿の三浦をテレビカメラが映し続け、ショーとなったのである。矢沢も翌日逮捕された。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    橋本環奈に近日ゴールイン説が再浮上…破局説も流れた中川大志と表参道デート&高級パジャマ

  4. 4

    佐藤二朗「橋本愛へのハラスメント」報道に猛反発…板挟みのフジテレビが抱えた厄介すぎる“爆弾”

  5. 5

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  1. 6

    映画「エルヴィス」にはガッカリだったが、今度の「Michael/マイケル」はいい!

  2. 7

    佐藤二朗「週刊文春」ハラスメント疑惑報道に猛反発の行方…スポンサー企業はCM差し替えに動くのか?

  3. 8

    日テレが「news LOG」和久田麻由子を全面バックアップできない切実事情…佐藤栞里や有働由美子との決定差

  4. 9

    椎名林檎と成田悠輔氏の親密デート発覚!「異色の超ビッグカップル」誕生も「いわくつき」と見られるワケ

  5. 10

    引退した東山紀之に錦織一清演出で「少年隊」還暦コンサートのすすめ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  2. 2

    菅楓華に「海外メジャー切符を捨てるな」の声…全米女子プロを蹴って国内5位のどっちらけ

  3. 3

    日テレが「news LOG」和久田麻由子を全面バックアップできない切実事情…佐藤栞里や有働由美子との決定差

  4. 4

    ドジャース大谷の登板延期で“割を食う”佐々木朗希…中5日連発に指揮官「デメリットない」の欺瞞

  5. 5

    椎名林檎と成田悠輔氏の親密デート発覚!「異色の超ビッグカップル」誕生も「いわくつき」と見られるワケ

  1. 6

    【5.独走態勢】「ミッドナイトフライト」「夜間飛行」が候補だったが、明菜が「北ウイング」を提案した

  2. 7

    税収が前年度比「9兆円増」の異様とカラクリ…恩恵なく生活が苦しい庶民から飛び交う怨嗟の声

  3. 8

    元ボクシング世界王者・薬師寺保栄が妻に無断でレースQの愛人を「養女」に…妻が明かした苦しい胸中

  4. 9

    佐藤二朗「嘘はやめて下さい」vsフジテレビ&週刊文春「深刻なハラスメント認定」…バトル激化のゆくえ

  5. 10

    本木雅弘の長男UTAがNetflixで俳優デビューも…“ガス人間”役への大抜擢は「また2世」か「実力」か