池上彰氏が暗示するテレビ局の構造的大欠陥 京都男児殺害事件を「これ以上扱わない方がいい」発言の背景

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 テレビ側からすると、「視聴者が興味を持っている(視聴率が高い)から放送している」という理屈が成り立つ。だが、ニュース番組過多で、放送分数も長いため、視聴者は「一つの出来事をずっと放送している」ように見えてしまう。

「かといって、上層部や編成がニュース番組で『何をどのくらい扱いなさい』という細かな指示は出せない。もしそうすれば、『他の情報番組はあの事件を何分も扱っているのに、なぜウチの番組は3分しかダメなのか』となりますからね。横並び体質も、同じニュースばかりになる理由の1つでしょう。あるニュースを取り上げた時、毎分視聴率が跳ね上がったとなれば、他の番組はマネをしますから」

 池上彰氏の発言はくしくも、現代のテレビの構図的な問題点を指摘したようだ。

  ◇  ◇  ◇

 GW前からニュース番組は、「京都小6男児遺棄事件」一色だった。【関連記事】もあわせて読みたい。

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