萩本欽一(22)伝説のコント「机」はたった10人の客から始まった「幕前、お金要らないからって」
萩本「えーっと、だいたい10人。でもね、これも運だけど、いい人が出てくるんだよ。大道具さんが3日目にね、幕をパーッと開けてくれたの。舞台には何もないけど、舞台は舞台。ちょうどその頃、ツッコミとボケの役も替えた、二郎さんに替えた方がいいんじゃないって言われて」
増田「机のコントを2回やって、そのあとにブロンディでコーヒー飲みながら話して」
萩本「そう。で、替わったらバカウケ。これもね、やっぱり運」
増田「で、ウケるから、支配人の方から、じゃあ、中に入れようという話を?」
萩本「中に入れてくれたのが、大道具さんが幕をピューって開けてくれたから、普通に開演前に」
増田「それがバカウケした」
萩本「10人の人にね」
(つづく=火・木曜公開)
▽はぎもと・きんいち 1941年、東京都生まれ。高校卒業後、浅草での修行を経て、66年にコント55号を結成。故・坂上二郎さんとのコンビで一世を風靡した。その後、タレント、司会者としてテレビ界を席巻し、80年代には週3本の冠番組の視聴率がすべて30%を超え、「視聴率100%男」の異名をとった。社会人野球「茨城ゴールデンゴールズ」の初代監督、2015年には73歳で駒澤大学仏教学部に入学するなど挑戦を続け、25年10月にスタートしたBS日テレ「9階のハギモトさん!」は今年4月からSEASON3に突入した。


















